大河ドラマ「真田丸」(NHK)の“中打ち上げ”が8月上旬の夜、東京・渋谷のレストランで行われていたと、8月23日発売の「フラッシュ」が報じている。
この打ち上げには主人公・真田信繁を演じる堺雅人(42)をはじめ内野聖陽(47、徳川家康役)、木村佳乃(40、松役)、竹内結子(36、茶々役)らも参加したようで…?
堺雅人が戦国時代の武将・真田信繁(後の真田幸村)役で主演を務める大河ドラマ「真田丸」(脚本・三谷幸喜)がいよいよ佳境に入っている。
全50話(予定)のうち、現時点(8月21日放送の第33話)までの平均視聴率の推移(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は以下の通りとなっている。
- 第01話(01/10)=19.9%
- 第02話(01/17)=20.1%
- 第03話(01/24)=18.3%
- 第04話(01/31)=17.8%
- 第05話(02/07)=19.0%
- 第06話(02/14)=16.9%
- 第07話(02/21)=17.4%
- 第08話(02/28)=17.1%
- 第09話(03/06)=16.6%
- 第10話(03/13)=16.2%
- 第11話(03/20)=15.6%
- 第12話(03/27)=17.9%
- 第13話(04/03)=17.5%
- 第14話(04/10)=17.1%
- 第15話(04/17)=18.3%
- 第16話(04/24)=16.9%
- 第17話(05/01)=17.0%
- 第18話(05/08)=19.1%
- 第19話(05/15)=17.0%
- 第20話(05/22)=18.7%
- 第21話(05/29)=16.8%
- 第22話(06/05)=16.6%
- 第23話(06/12)=18.9%
- 第24話(06/19)=17.6%
- 第25話(06/26)=18.3%
- 第26話(07/03)=16.4%
- 第27話(07/10)=15.1%
- 第28話(07/17)=17.0%
- 第29話(07/24)=17.5%
- 第30話(07/31)=14.5%
- 第31話(08/07)=17.3%
- 第32話(08/14)=15.8%
- 第33話(08/21)=18.0%
こうしてみると平均視聴率が20%を超えたのは第2話(20.1%)のみだが、15%を下回ったのも第30話(14.5%)のみであり、抜群の安定感を誇っている(ちなみに第30話が放送された7月31日は東京都知事選の開票速報のため45分繰り上げとなったため、見逃した人が少なくなかったことを考えれば度外視できそう)。
さらに上記の視聴率は日曜日20時〜20時45分にNHK総合で放送されている“通常版”のものだが、それに先立ち日曜日18時〜18時45分にNHK BSプレミアムで放送されている“BS版”の平均視聴率が通例の大河ドラマより高い値になっているとの報道も一部であるほか、これらの放送6日後の土曜日13時5分〜13時50分にNHK総合で放送されている“再放送版”や、録画視聴者も含めると、全体の視聴率は上記の数字のインパクトをはるかに上回る数字である可能性も秘めている。
何と言っても「真田丸」の裏では、昨今のバラエティ番組で高視聴率を誇る「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系、2015年の年間視聴率は19.1%。情報元:日経エンタテインメント(2016年1月号))が放送されているだけに、同時間帯で20%を取ることがいかに困難かも加味すれば、高い値であるといえそう。
少なくとも近4年の大河ドラマ「花燃ゆ」(2015年、12.0%)、「軍師官兵衛」(2014年、15.8%)、「八重の桜」(2013年、14.6%)、「平清盛」(2012年、12.0%)と比較すれば間違いなく高い値と言える。
そんな「真田丸」もいよいよ佳境を迎えており、豊臣秀吉(小日向文世)の死をきっかけに再び乱世の足音が聞こえつつある。
今後は「関ヶ原の戦い」や、クライマックスになると思われる「大坂の陣(冬の陣、夏の陣)」に向け、ますます盛り上がりをみせそうだが、そんな数々の名シーンの生み出している俳優陣も、気付けば撮影終了まで1カ月足らずのところまで来ているようだ。
8月上旬の夜には東京・渋谷のレストランで“中打ち上げ”が行われていたらしく、主演の堺雅人(真田信繁)をはじめ笛光子(とり)、木村佳乃(松)、竹内結子(茶々)、内野聖陽(徳川家康)、藤岡弘、(本多忠勝)らが宴を楽しんだようで…?
(以下引用)「豊臣秀吉役の小日向文世さん(62)や、信繁の幼馴染み・きり役の長澤まさみさん(29)は仕事で来られなかったが、会は大盛り上がりだった。主演の堺さんが率先して、場を盛り上げた」(同前)
それは収録現場でも同じだという。「常に中心にいるのが堺さんです。ほとんど楽屋に入らず、前室でおしゃべりをしている。
堺さんは小日向さんの若いころに似ていると言われて、喜んでいました。それくらい『コヒさんを尊敬している』そうです」(NHK関係者)
(引用元:フラッシュ。「同前」は番組スタッフの談話)
今回の“中打ち上げ”には中盤の主役とも言える活躍をみせた小日向文世(豊臣秀吉)や、ヒロインでありながら数奇な人生を好演している長澤まさみ(きり)は参加できなかったようだが、主演の堺が中心となり盛り上げたようだ。
堺は2016年5月10日発売の「女性自身」に都内の喫茶店で資料を読んだり、手帳にメモをするなど役作りに余念のない様子を報じられたことがあるが、現場でも率先して共演者やスタッフらと「おしゃべり」をするなど座長として気を配っているのだとすれば、すでにセリフは頭に叩き込んであり、現場では周囲がリラックスできるよう配慮している可能性もある。
真田信繁(堺)が最後の最後まで折り合わなかった徳川家康(内野聖陽)とも、この日は差詰め“打ち上げ・夏の陣”といったところだったのでは。
撮影終了も迫るなかでの“中打ち上げ”は、おそらく最大のクライマックス(大阪の陣)の撮影に向け、俳優陣が一致団結を図ろうとの思惑も垣間見える。
「龍馬伝」(NHK、2010年、18.7%)などもそうだが、主人公の最期が劇的なのも「真田丸」の醍醐味といえそうで、堺がそこまで考えた上で“打ち上げ”あるいは“決起集会”を開いたのだとすれば、絶好のタイミングかも。
放送ではちょうど3分の2を終えた「真田丸」だが、ラストシーンに向けどのように描かれていくのか、今後も注目したいと思う。
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【管理人からのお知らせ】2021/10/9
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