世界的に活躍する指揮者・西本智実氏(46)が7月28日付のブログで、NEWSのコンサートツアー「NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」(8カ所18公演)の最終公演(2016年6月11日〜12日、東京ドーム)に参加した際の裏話を披露している。
西本氏は上記公演において、自身が総編曲と指揮を務めたNEWSのDVDシングル「四銃士」(2015年11月25日発売)の指揮をオーケストラ演奏のもとで披露したが、演奏中にテンポが乱れないようガイド音を聞く“クリックイヤホン”が耳から外れてしまうアクシデントがあったようで・・・?
※テゴマスがとっさの機転でピンチを救っていたようです。NEWSがコンサートツアー「NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」(2016年3月26日〜6月12日、8カ所18公演)を盛況のうちに終えたが、その最終公演(6月11日〜12日、東京ドーム)は特別な形式となったようだ。この東京ドーム2日間の公演では、昨年リリースされたNEWS初のDVDシングル「四銃士」(2015年11月25日発売)がオーケストラ演奏のもとで披露されたという。
なお「四銃士」はセルゲイ・ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」を原曲とし、世界的に活躍する女性指揮者・西本智実氏が総編曲を手がけ、西本氏が演奏の指揮を、イルミナートフィルハーモニーオーケストラが演奏をそれぞれ担当しており、上記のDVDシングルにも終盤にオーケストラ演奏を指揮する西本氏の姿が映っている。また同曲の作詞は、「雪の華」(中島美嘉)や「月のしずく」(RUI(柴咲コウ))などで知られる作詞家・Satomi氏が担当した力作となっている。
そんな「四銃士」は他の公演では生オーケストラを入れていなかったようだが、ラスト2日間の東京ドーム公演だけは特別に西本氏の指揮とイルミナートフィルハーモニーオーケストラによる演奏のもとでの披露が実現したようだ。西本氏にとって「四銃士」の制作そのものがクラシックとポップスの融合という点で初の試みだったと思われますし、ましてや5万5000人が埋めつくす東京ドームでの指揮もまた未体験ゾーンだったと思われるが、彼女はこれを快諾したようだ。
西本氏は公演終了後の2016年6月18日付や6月22日付のブログで、NEWSやファンへの感謝の気持ちや、同公演中に感じたこと、起こった出来事などを綴っており、「私の目の前に広がったのは5万5000人の星。仕切られたバックステージで聞こえていた轟きの何十倍もの音圧!」とファンの大歓声が想像をはるかに上回る大きさだったことへの驚きや、「とてもうれしい事なのですが、あまりにも大きな歓声に生の音が全く聞こえなくなり、マイクで響き跳ね返ってくる音とは3秒以上の時差がある」、「さすがにこういった音響経験は無かったので、とにかく本当に驚きながら、そして人間の想いは素晴らしいなと思いながら指揮していました」と、初めての経験に戸惑いや新鮮な感動を覚えつつ、6月11日の公演を終えたことを報告していた。
そんな西本氏は6月11日の公演では演奏中にテンポが乱れないよう、ガイド音を聞く“クリックイヤホン”をしていなかったそうだが、11日に目の当たりにした状況を「東京ドームの空間が動いているとさえ感じた大声援と大音量の音響が混じり合い、そしてその音楽や歓声が再び時差となって空間を浮遊しているのです!」と振り返るなど、「結果的にクリックは絶対必要でした!」と反省の色をみせていた。
そして7月28日付のブログでは、6月12日の最終公演の様子が報告されており、12日はクリックイヤホンを装着し、いざ本番へと向かったようなのだが・・・?
(以下引用)そして本番、演奏中にテンポが乱れないようガイド音を聞く「クリックイヤホン」を装着するのだが、西本氏の耳の穴にそのイヤホンが入らず、すぐに外れてしまうというアクシデントが。しかしそのまま指揮台に上がり、本番スタート。
案の定イヤホンが外れてしまい、「マイクでかなりの時差の後に反響して戻ってくる音以外はもう何も聞こえなくなってしまいました」と、その時の状況をつづっている。
(引用元:ジャニーズ研究会)
西本氏は前日の反省を踏まえ6月12日の最終公演ではクリックイヤホンを装着したようだが、7月28日付のブログによると「困ったことに、私の耳の穴が小さいのか、イヤホンが中まで入らずすぐ外れてしまう、、これは多分外れるな、、 と思いながら指揮台へ向かった」らしく、イヤホンが外れる予感を覚えながらもいざ本番へと向かったようだが、案の定途中で外れてしまったという。このサイズのイヤホンしかなかったのだとすれば仕方のないことですし、不慣れの状況の中ほぼ一発勝負の状況であれば、こうしたアクシデントはやむを得なかったのかも。
とはいえ前述の通りクリックイヤホンなしでは、ファンの声援で音がかき消されたり、どの音が実際の楽曲音なのかが区別できないほど音が反響してしまい、実際の演奏と楽曲音との間に時差が生じ兼ねない事態になったものと思われ、西本氏にとっては指揮が難しい状況になったと考えられる。だがこの状況を察知したのが、オーケストラの前で歌唱してた増田貴久(30)と手越祐也(28)だったようで・・・?
(以下引用)そんなアクシデントにもとっさに対応したのが、増田と手越祐也。西本氏の両サイドにいた増田と手越が寄り添い、声を集めるようにして歌ったのだとか。
「本当に瞬間の事ですが、その瞬間がなければ完全にオーケストラと歌がズレてしまったはずです。2人の咄嗟の判断力に感動と感謝!」と、アクシデントが起こっても冷静に対処した2人に賞賛を送っていた。
(引用元:ジャニーズ研究会)
増田や手越は“クリックイヤホン”の装着には慣れていると思われますし、この日も当然装着していたと考えられる。これにより2人は実際のメロディーラインを把握できていたものと思われますし、彼らが西本氏にできるだけ近い場所で歌ったことで、彼女も指揮がしやすくなったと考えられる。
増田と手越の“ファインプレー”によりNEWSのオーラス公演は素晴らしい内容になったと思われますし、西本氏にとっても貴重な経験となったのかも。今回の一件は新しい試みに挑戦したからこそ起きたハプニングが、NEWSのメンバーと演奏者の心を一つにつなげたと思われますし、同ツアーファイナルの今後の映像化も期待される。
西本氏のブログには、他にも今回のコンサートで起きた出来事やファンへの感謝が綴られているので興味のある方はご覧になってみては。
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