嵐・松本潤(32)の主演ドラマ「99.9―刑事専門弁護士―」(TBS系)が4月17日にスタートするが、その撮影現場には大きなプレッシャーが掛かっていると、4月14日発売の「週刊文春」が報じている。
同作が放送される“日曜劇場”といえば、SMAP・香取慎吾(39)の主演ドラマ「家族ノカタチ」(2016年1月期)が平均視聴率9.0%と苦戦した直後だけに、松潤も同じジャニーズ俳優として連続でコケるわけにはいかない状況のようで…?
松本潤が2016年4月17日スタートの主演ドラマ「99.9―刑事専門弁護士―」(TBS系、2016年4月期、日曜劇場枠)で、「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系、2014年1月期)以来、約2年ぶりの連ドラ主演を務める。
松潤が演じるのは、たとえ99.9%確定してしまった刑事事件でも残された0.1%の事実を納得するまで追及する超型破りな若手弁護士・深山大翔役で、彼とチームを組むことになる弁護士・佐田篤弘役に俳優・香川照之(50)、弁護士・立花彩乃役に女優・榮倉奈々(28)らが起用される。
昨今の“日曜劇場(日曜9時枠)”は「半沢直樹」(2013年7月期、平均視聴率28.7%)や「下町ロケット」(2015年10月期、平均視聴率18.5%)など骨太な作品が揃うことでおなじみで、それが高視聴率に結びついているTBS屈指のドラマ枠なだけに、「下町―」で主演を務めた阿部寛(51)も「視聴率が低くては恥ずかしい」(情報元:女性自身)と漏らしていたほどだったというから、その重圧ぶりは計り知れない。
そんなプレッシャーのなか「下町―」は好成績を収めたが、続くSMAP・香取慎吾主演の「家族ノカタチ」は近年あまり見られないリアリティのある“ホームドラマ”を丁寧に仕上げた印象もあったが、全話の平均視聴率は9.0%と残念ながら奮わなかった。
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(※香取にとっては、苦境のなかを走りきったドラマだったかも)
その直後の“日曜劇場”で主演を務めるのが奇しくも再び同じジャニーズ事務所所属の松本潤ともなれば、事務所サイドとしても連続主演を取り付けてもらった手前、ある程度の結果が求められそうですし、TBSとしてもようやく同枠に期待される視聴者層が把握されつつあると思われるなかで、あえてアイドル活動が主体のジャニーズタレントを連続起用することの意義が問われる作品といえるのかも。
両者にとってある種の“賭け”のような状況を作り出してしまっているともいえそうだが、双方ともに連続でコケるわけにはいかない状況には違いがなさそうで、前作の「家族ノカタチ」が放送中(第6話終了時点)の2月25日には松潤が朝の情報番組「あさチャン!」(TBS系)に生出演し「99.9」をPRするなど、放送開始1カ月以上前にもかかわらず異例の動きをみせたほか、「99.9」の公式ツイッターのフォロワー数が2月24日に急増し“フォロワーの水増し疑惑”が取り沙汰されるなど、双方がなりふり構っていられない雰囲気も伝わってくるほどだった。
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(※これはもしや?)
極めつけは「99.9」の公式ホームページ上で展開されていた、電話番号を募集し、総応募者数の0.1%の方に放送当日の夜6時〜夜8時30分頃、松潤からの番組オリジナルメッセージが届くという「あなたも0.1%の可能性にかけろ!松本潤からのボイスメッセージが受け取れる!?」と題した企画であり(応募はすでに終了)、これはもはや“松潤人気”にあやかり、射幸心をあおってまで視聴者を増やそうとの思惑も垣間見えるだけに、逆に考えると放送前の段階で同ドラマへの関心が思ったほど大きくない可能性もうかがわせる。
仮に“日曜劇場”がしっかりとした骨太の作品を観たい視聴者が多いのだとすれば、ドッシリと構えていればいいと思うのだが、こうした動きがかえって水を差してしまうことのないことを願う。
もちろんこれまで“恋愛ドラマ”のイメージが強かった松潤にとって、重厚な題材を扱うことの多い“日曜劇場”での主演は、これまでのイメージを覆すにはもってこいの場でもある。
今回、松潤は初の弁護士役となるが、撮影現場でも役作りへの余念はないようで…?
(以下引用)「『この主人公なら食事ではこういうスパイスを入れるんじゃないか』とか、場面ごとに監督や演出家にアイデアを出して撮影がおしてしまうほどです。
同僚役は、香川照之と榮倉奈々という演技派が、がっちり固めており、松潤はちょっと時間があると香川さんに積極的に質問して、演技のアドバイスを求めていますね。変わり者の主人公に合わせて髪を短く切り、スーツの着方まで考えるなど試行錯誤しています」(同前)
(引用元:週刊文春)
松潤は比較的こだわりが強いタイプのようで、演出や外見などにも細かい意見を出しているようだ。
嵐のライブなどでも演出家としての顔を持つ松潤だけに納得できますし、2016年4月14日に都内で行われた完成披露試写会でも実際、共演陣に彼が細かいタイプであることを指摘されていたようだが(情報元:cinemacafe.net)、松潤演じる弁護士・深山大翔も0.1%の可能性を信じる役柄なだけに素の松潤を出せば役作りに違和感はないかも。
実力派俳優の香川などに積極的にアドバイスを求める姿勢も好感が持てますし、あとはこれが本格謎解きミステリーになるのか、「リーガルハイ」(フジテレビ系、2012年4月期)のような軽快なコメディタッチの弁護士ドラマになるのか、まずは第1話に注目したいと思う。
“0.1%の可能性に賭ける弁護士”という題材は、そのイメージから察するに10代〜30代に引きが強そうな印象も受けるが、はてさて。
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【管理人からのお知らせ】2020/10/13
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