V6・三宅健(36)が、3月21日深夜放送のラジオ番組「三宅健のラヂオ」(bayfm)で、V6のデビュー20周年記念ツアーファイナル(2015年11月1日)の模様を中心に収めたライブDVD「V6 LIVE TOUR 2015-SINCE 1995〜FOREVER-」(2016年2月17日発売)を鑑賞したファンからのメッセージを紹介した。
同DVDは三宅の提案により、V6としては初の試みとなる日本語音声字幕機能が付いていたようで・・・?
※ろう者の人たちも楽しめる心遣いが詰まっています。V6といえばシングル「MUSIC FOR THE PEOPLE」(1995年11月1日)でデビューし、デビュー20周年のメモリアルイアーとなった2015年は、2015年7月29日にベストアルバム「SUPER Very best」をリリースしたほか、全国ツアー「ラブセン presents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE1995〜FOREVER-」(2015年8月30日〜11月1日、7カ所15公演)を開催し、「NHK紅白歌合戦」(2015年12月31日)にも2年連続で出場した。さらに毎年恒例のチャリティー番組『24時間テレビ38「愛は地球を救う」』(日本テレビ系、2015年8月22〜23日)ではHey! Say! JUMPとともにMCを務めたほか、チャリティーラジオ番組「第41回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」(ニッポン放送ほか11局、2015年12月24日〜25日)でもパーソナリティを務めるなど、テレビ&ラジオ番組におけるチャリティ活動でも重要な役割を担った。
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(※ベストアルバムには全シングルだけでなく、意外な一曲も?)
V6にとってはまさに20周年に相応しい活躍ぶりで節目を飾り、次なるステージに向け、気持ちの良い形で新たな一歩を踏み出すことができたものと思われる。そんな20周年のデビュー日にあたる2015年11月1日に東京・代々木競技場第一体育館公演で“オーラス”を飾った全国ツアー「ラブセン presents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE1995〜FOREVER-」の模様を収めたライブDVD「V6 LIVE TOUR 2015-SINCE 1995〜FOREVER-」に、“ある機能”が付いていることがファンの間で話題になっているようで・・・?
(以下引用)三宅の提案により、V6初の試みとして日本語音声字幕機能も付いている。三宅のラジオ番組も、オンエア後に「ラヂオの日記」として放送の内容をネット上に公開しているのは、DVDに字幕を提案した理由と同様で、聴覚障がいの人にも楽しんでもらうため。
現在『みんなの手話』(NHK Eテレ)のナビゲーターを務める三宅は、V6の10周年記念コンサートの握手会で、ろう者のファンから手話で話しかけられた際に理解できなかったことがきっかけで手話を習得。
(引用元:ジャニーズ研究会)
上記のライブDVDにはV6のDVDとしては初となる“日本語音声字幕機能”が付いており、歌唱中の歌詞字幕はもちろんMCのトークにまで字幕が入っているようだ。これにより、これまで映像しか楽しむことができなかった聴覚の不自由なファンが、ライブ映像を数倍にも増して楽しむことができるようになったことは想像に難くない。
この“字幕機能”の提案をしたとされる三宅は、約10年前の「10周年記念コンサートの握手会」で、ろう者のファンから手話で話しかけられた際、「どう答えていいか分からなかった」ことをきっかけに「心残りだったから、自分で講座を調べて、毎週木曜日に2時間、3年間」通った経験があるという(情報元:クランクイン!)。こうした、ろう者への配慮を徐々に形にしたと思われるのが、三宅が長年に渡りパーソナリティを務めるラジオ番組「三宅健のラヂオ」(bayfm、2005年4月〜)のホームページ上で閲覧できる「ラヂオの日記」であり、これは同番組内での三宅のトーク内容をそのまま書き起こしたもので(過去ログでは2007年頃からスタート)、ラジオを聞くことのできないろう者の皆さんにとっては大変ありがたい記録といえる(実際に書き起こしているのが三宅かどうかはわかりませんが)。
三宅は受講していた手話講習を3年間で辞めてしまったようなので、しばらくブランクはあったようだが、2014年からは手話講座番組「NHKみんなの手話」(NHK Eテレ)のナビゲーターを務めており、就任時の会見では「(視聴者と)一緒に1から学んでいければいいなと思っています」(情報元:クランクイン!)と、再び手話への熱い意気込みを語っていた。こうした三宅の、より多くのファンと交流を深めたいとの思いが、今回のDVDの“字幕入り”へとつながったのかも。
2016年3月21日放送の「三宅健のラヂオ」(bayfm)には、同DVDへの感想が多数寄せられたようで、その中には“日本語音声字幕機能”への感謝を綴るファンも少なくなかったようだ。同放送分の「ラヂオの日記」には耳の聴こえないファンから「最後のあたりはもう号泣でした。ファンが言う「何度も見てしまう」気持ちがようやく知り、私もその罠にハマって何回見たのか忘れてしまうほど今も繰り返して見ています」とのコメントや、感音性難聴者のファンからは「もう、ほんとに、「幸せ」としか言えません。再生して、画面に字幕が出た瞬間、涙でぼやけて見えなくなりました・・・(笑)歌もMCも、特典でのみなさんも会話も!全てがリアルタイムで分かる日が来るとは・・・」と感激のコメントが寄せられていたことも確認できる。三宅にとっても、感慨深い反響だったようで・・・?
(以下引用)「日本語音声字幕がついていない今までのDVDを見て、なにを言ってるかわからなくて、置いて行かれてるような、さみしい気持ちになっちゃってた?」と問いかけながら、「がんばって言って(字幕を提案して)本当に良かった」と、感慨深けに語った。
(引用元:ジャニーズ研究会)
今回の“字幕機能”の付加からは、V6がどのようなファンであろうと一人一人を大切にしようとの思いが伝わってくる。また見方を変えれば、健常者でも歌詞がスッと頭に入ってくる点でメリットがあると思われるほか、外国人がこのDVDを見ながら日本語の勉強をすることもできるかもしれないですし、言葉の読み書きがまだ十分にできない小さな子どもや、耳の遠くなったおじいちゃんやおばあちゃんまで楽しみことができる可能性も秘めている。
ジャニーズでは嵐がすでにDVDや&Blu-rayで“字幕表示機能”を定番化させているが、こうしたファンを大切にする取り組みは今後も続けてほしいと思いますし、ジャニーズに限らず多くのアーティストのライブDVDなどにおいてもスタンダードになるといいと思う。
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