俳優・中村蒼(24)が2015年10月7日スタートのドラマ「無痛〜診える眼〜」(フジテレビ系、主演・西島秀俊)で“先天性無痛症”および“無毛症”を患う清掃員・イバラ役を演じることが決まり、その“スキンヘッド姿”が公開された。
「見た目からまずはイバラに近づいていけたので良い機会になりました」(情報元:フジテレビ公式サイト)という中村。
ネット上では「別人に見える。ヅラだと思ったらホントに剃ったのね」、「人生かけてる感あるな‥。。」、「そこまでするなら観ようと思う」などと、驚きや絶賛の声が挙がっている。
照り返るほど綺麗に剃り上げられ、眉毛までない“スキンヘッドショット”で、言われなければ誰なのかわからないほど。
何とも言えない病的なイメージや、本作が医療サスペンスミステリーであることからは、ある種の不気味さも感じられる。
中村は本作のキーマンとなりそうなだけに、同発症者を演じることを重く受け止め、よりリアルに演じるために剃髪に踏み切ったのだとすれば役者としての大きな意気込みも伝わってくる。
ミクシィでは「ベビーフェイスにスキンヘッドとは新たな一面」、「蒼くんの役者としての幅、演じることで人の幅が広がるね」、「すごく好きな役者さんなので楽しみ」、「この病気をみんなが知ってくれたらいいし、偏見の目で見ないで欲しいよね」などと、驚きや絶賛の声が挙がっていた。
そんな中村蒼といえば2005年の「第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界入りしたことで知られる。
2006年10月には主演舞台「田園に死す」で俳優デビューを果たし、その後もドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」(フジテレビ系、2011年7月期)で主演の前田敦子(24、当時AKB48、芦屋瑞稀役)をめぐり三角関係に陥る重要な役柄(佐野泉役)を演じたほか、大河ドラマ「八重の桜」(NHK、2013年、徳富蘇峰役)にも出演するなど着実にステップアップしている印象を受ける。
2015年はスペシャルドラマ「永遠の0」(テレビ東京系、2015年2月11日〜15日、大石賢一郎役)でも“丸刈り”姿の役作りで挑んでいたほか、実話をもとにしたスペシャルドラマ「洞窟おじさん」(NHK BSプレミアム、2015年7月20日。好評につき「洞窟おじさん 完全版」も放送(2015年10月1日〜22日、全4話))では親の虐待から逃れ、わずか13歳で山奥に逃亡し、洞窟に隠れ住むなど43年間ものサバイバル生活をしていた“洞窟おじさん”の青年期を振り切って演じるなど、型にはまらない演技でも注目を集めた。
他にも時代劇「かぶき者 慶次」(NHK、2015年4月9日〜6月18日、全11回)に出演したほか、今後も主演ドラマ「本棚食堂(第2シリーズ)」(NHK BSプレミアム、2015年7月期および10月期)やスペシャルドラマ「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」(TBS系、2015年10月5日)への出演が控えるなど引っ張りだことなっている。
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(※役作りへの努力は人一倍)
そんな中村が出演する2015年10月7日スタートのドラマ「無痛〜診える眼〜」(フジテレビ系)は久坂部羊の小説「無痛」が原作で、主人公の町医者・為頼英介役に西島秀俊(44)、為瀬を頼れる相棒としてタッグを組む刑事・早瀬順一郎役に伊藤淳史(31)、幼少期に“ある事件”の犯人を名乗り出た女性を見守る白神メディカルセンターの臨床心理士・高島菜見子役に石橋杏奈(23)、為瀬の宿命のライバルで白神メディカルセンターの医師・白神陽児に伊藤英明(40)が起用されるなど、豪華な布陣も注目を集めそう。
中村蒼は白神メディカルセンターの清掃員・イバラ役で、高島(石橋杏奈)に淡い恋心を抱く同作のキーマンにもなりそうなだけに、意欲的な役作りも含めた彼の演技に期待したいと思う。
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【管理人からのお知らせ】2021/8/27
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