女優・松嶋菜々子(38)主演のドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の第8話(11月30日放送)の収録中に、共演者も震えたという松嶋の幻のNGシーンがあったという。
そのシーンとは、これまで自分のことを一切話してこなかったミタ(松嶋)が、ついに自分の過去を告白する迫真の演技のなかで起きたそうで…?
(以下引用)「ご本人も2児の母親である松嶋さんだけに、お子さんのことを思って気持ちが入ったのでしょう。独白が、≪燃えさかる火の中、お母さん助けて、お母さん助けてと叫ぶ、息子の声が聞こえました≫というセリフに差しかかったときには、もう声になりませんでした。“お母さん助けて”と言おうとすると嗚咽(おえつ)が漏れて、言葉にならなくて……。カットがかかっても、涙が止まらずむせび泣く松嶋さんに、周囲も息をのんで、圧倒されるばかりでした」
これには演出サイドが“承知しました”とは言わず、結果的にNGになったものの、その涙には、ミタがひた隠しにする心の中までの演技が感じられたという。
(引用元:週刊女性。制作会社関係者の談話)
12月7日放送の第9話の冒頭でも流れた上記のシーン。ミタ(松嶋)はこれまで、自分の過去を明かすこともなく無表情で家政婦の仕事を続けてきたが、この場面で初めてそれを告白し、感情を抑えきれなくなってしまう。オンエアでは目にうっすら涙を浮かべ、声はややかすれながらも、はっきりとした語気で告白するミタが印象的だった。
だが、このシーンの収録時には松嶋にしては珍しくNGがあったという。松嶋は放送されたカット以上に激しく、嗚咽で声が出なくなるほどの演技をみせていたようだ。この迫真のむせび泣きに共演者も圧倒されたらしいが、それだけ松嶋がミタの感情に寄り添って、心からミタの気持ちを表現しようとしていたことをうかがわせるエピソード。
結果的にNGになったようだが、他の俳優さんや周囲のスタッフさんたちもこれだけの演技を目の当たりにすれば、よし自分もなんとかしてこのドラマをいいものにしたいという気持ちが高まりそう。NGはNGでも気持ちの入った素敵なNGだったのでは。
ちなみに12月7日放送の「家政婦のミタ」第9話の平均視聴率は、27.6%となった(情報元:まんたんウェブ。ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
第8話の29.6%からは若干下げたが、それでも今年の連ドラで2番目の高視聴率となっている(1位も「家政婦のミタ」(第8話)の29.6%)。しかも今回は、裏で「2011 FNS歌謡祭」(フジテレビ系、平均視聴率19.9%(情報元:ウィキペディア))が放送されていただけに、むしろ持った方だろう。
今後放送される第10話(12/14)、最終話(12/21)も、第9話同様に15分拡大版となる予定で、最終回の直前にはスペシャル番組「さらば家政婦のミタ(仮)」(12/21 21:00〜)の放送も予定されている(情報元:スポーツニッポン)。
嬉しい誤算といえそうで最終話に向けて撮影も増えそうだが、携わった全ての皆さんにとって代表作になりそうなだけに、最後まで充実した仕事となりそう。
ちなみに松嶋は年末を家族でロサンゼルスで過ごす予定だとか(情報元:週刊女性。芸能プロ関係者談)。良い年越しに向けて、いま最後の気合いを入れているところかも。
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【管理人からのお知らせ】2019/4/25
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