バラエティ番組「お試しかっ!」(テレビ朝日系)の人気企画「帰れま10」の“舞台裏”を、情報誌「日経エンタテインメント!」(2011年11月号)がレポートしている。
「帰れま10」の撮影現場はやらせなしの“ガチ”だといい、控え室には胃薬が準備されているそうで…?
(以下引用)「帰れま10」では挑戦が行われる前に、必ずエキストラによるシミュレーションが行われ、分量や時間を試算する。今回はシミュレーションで5時間程度(トーク部分以外)かかり、じっくりと時間をかけて実験が行われたという。
撮影現場には8台のカメラがテーブルを囲むようにセット。これは“座って食べるだけ”のシーンが続くため、視聴者を飽きさせないよう、出演者の表情の変化をさまざまな角度から撮るためだ。
挑戦は1品の量が多いファミレスなどよりも、甘いモノが続くパターンのほうが辛いそう。そのため撮影時にはみそ汁や塩昆布、さらに控え室には胃薬を準備しているという、やらせなしの“ガチ”な現場だ。ちなみに、この日の店内撮影は午前0時に始まり、終わったのは午前7時過ぎだった。
(引用元:Narinari.com)
「帰れま10」といえば、ファミレスや居酒屋などの人気メニュー上位10位を予想し、トップ10を当てて完食するまでは帰ることが許されないという過酷なコーナー。
やらせなしの“ガチ”だそうだが、賛否両論あるのがこの手の番組。ネットでは以下のような意見が出ていた。
(以下、livedoorニュースコメント欄より抜粋)
「無理して食べる番組に疑問を覚えるよ」
「嫌々食事をしているシーンを見ているのは、全く面白くないし、商品も不味そうに見える。何より、勿体ない」
「タカトシは体壊さないかね 心配になるよ」
「現場も大変だろうけど、編集作業がまた地獄だと思います。カメラ8台分x7時間とか、個人の作業量を越えるわ」
「半端な芸人が遊んでる風景を垂れ流す番組にはウンザリ」
「自分がやっている姿を想像するだけで死にそうになる凄い人達だな」
「嫌々食ってるから、店側のメリットは少ないのでは?」
「ランキング紹介はいいのだけれど」
「「ゴチになります!」は面白いけど、「帰れま10」は見てて不快」
「ここのコメントを見てると、「美味しそうなリアクション」より、「辛そう(不味そう)な表情」の方が印象に残ってるんだね。やっぱり人って、ネガティブイメージの方がより印象に残るんだな」
(情報元:livedoorニュースコメント欄)
「無理して食べる番組に疑問」、「商品も不味そうに見える」、「タカトシは体壊さないかね 心配」、「嫌々食ってるから、店側のメリットは少ないのでは?」、「ランキング紹介はいいのだけれど」などと様々な意見が出ていた。
テレビ朝日といえば「帰れま10」以外にも、「お願い!ランキング」や「ぷっすま」、「いきなり!黄金伝説。」といった、ランキングで紹介されたメニューをタレントが食べる形式のコーナーが比較的多いイメージがある。
これらの番組は、視聴者からすれば旬の人気メニューをいち早く知ることができ、また制作側からすれば低価格帯のレストランやファストフード店に絞ることで制作コストを抑えられるメリットがありそう。
さらに実際の店舗で食べればセットを組む費用もほとんどかからないだろうし、食べている料理の代金も宣伝してあげていることを考えればもらっていない可能性もある(あくまでも勝手な推測です)。
うまい仕掛けにもみえるが、実際、視聴率はどれくらいなのだろうか。上記で紹介された9月19日放送の「お試しかっ!3時間スペシャル」は15.9%(情報元:スポニチ)と高視聴率だったようだ。
また普段でも10%以上を確保しているようで、裏番組の「ネプリーグ」(フジテレビ系)を上回る週も出てきているという(情報元:ウィキペディア)。
低予算でそこそこ視聴率も稼げるとなれば、やらない手はない番組形態といえるのかも。
ただ震災ムードの中でガツガツと食べる姿や(最近は少し食べる量も減っている気はしますが)、特定の企業の宣伝にみえてしまう点など、妙な違和感があるのも確か。
たまには大手企業だけでなく、被災地の企業や中小企業を応援するような企画も取り入れるなどして、食品業界全体の活性化につなげて欲しい気もしますが。
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【管理人からのお知らせ】2019/4/24
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まあ、みないですね