元キャンディーズのメンバーで、“スーちゃん”の愛称で親しまれた女優・田中好子さんが4月21日夜、55歳の若さで急逝した。
そのスーちゃんが通っていたという渋谷の美容室の話とは…?
(以下引用)スーちゃんとは、渋谷の美容室で一度だけ隣の席になったことがある。
その美容院は大通りから1本裏に入った雑居ビルにある、看板も出ていない“知る人ぞ知る”店。オーナーは20代で原宿と渋谷に店を構え、ファッション誌で連載を持ったり、パリコレなどのヘアメイクも手がけるカリスマヘアスタイリストのSさん(39歳)。
店の客は業界関係者が多いものの、失礼ながらスーちゃんのような世代の女優さんがいらっしゃるような店ではない。では、なぜスーちゃんがこの美容院に来店するようになったかというと…。
Sさんは、以前から親交のあった映像作家・片岡K氏が監督を務めた劇場映画「インストール」(04年公開)で、全キャストのヘアメイクをプロデュース。その作品で、主演・上戸彩ちゃんの母親役を演じたのがスーちゃんだったのだ。
(引用元:井上公造芸能「オフレコブログ」シャーリー・テンプルプル)
映画「インストール」の縁で、S氏の美容院に通うようになったという田中さん。
「スーちゃんのような世代の女優さんがいらっしゃるような店ではない」のにもかかわらず、気後れせず足を運ぶところに田中さんの好奇心旺盛でいきいきとした部分が感じられる。
それまでの田中さんは、多くの中高年女性がするようなヘアスタイルだったそうだが…?
(以下引用)しかし、Sさんとの出会いでスーちゃんが激変。
細かいカットが施されたオシャレなショートヘアで、より洗練された大人の可愛らしい女性へと変貌を遂げたのだ。
それ以降、スーちゃんはSさんにヘアメイクを依頼するようになり、渋谷の店舗にも訪れるようになったという。
(引用元:井上公造芸能「オフレコブログ」シャーリー・テンプルプル)
映画「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)の頃は、まだ髪が長かった田中さん。最近のショートカットは、Sさんが切ってくれたものだったのかも。
今回の訃報を受けて、Sさんは…?
(以下引用)今回の訃報を聞き、Sさんに連絡をとったところ、スーちゃんは昨年10月から来店しておらず、闘病については彼も聞かされていたと。
しかも、スーちゃんが亡くなられた21日夜、Sさんには“虫の知らせ”的なことが起こっていたのだとか。
「とても残念ですが、最後のヘアスタイリストとして7年間関わらせていただいたことを幸せに思い、故人を偲んでいます」という言葉で、Sさんからのメールは締めくくられていた。
(引用元:井上公造芸能「オフレコブログ」シャーリー・テンプルプル)
Sさんも、田中さんの闘病については知っていたようだ(「虫の知らせ」がどのようなものだったかについては、触れられていない)。
田中さんは、解散後も旧交を温めていたというキャンディーズの伊藤蘭(56、ランちゃん)、藤村美樹さん(ミキちゃん)に最期を看取られたという。
キャンディーズ復活は叶わなかったが、幸せな最期だったのでは。遺影がとても綺麗でした。ゆっくりお休み下さい。ご冥福を祈りいたします。
★田中好子のニュースを探すなら【管理人からのお知らせ】2019/4/19
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