戦場カメラマン・渡部陽一氏(38)が東日本大震災の被災地域へ入り、現地で取材活動を行っていることが分かった。
先日放送されたバラエティ番組では、ジャーナリスト・池上彰氏(60)に一喝されたという渡部氏。目が覚めた…?
(以下引用)21日から被災地入りした渡部は岩手県宮古市や陸前高田市など被害が大きかった地域を重点的に取材。ツイッターでは「被災地の方々に少しでも元気をお届けしたいです」。
「岩手県陸前高田の現場に入り、その津波被害の凄まじさに動くことができませんでした。被災者の方々の力になりたい。食料、水、医薬品、自分ができること、行動していきます」と活動内容を報告。23日には、いったん都内に戻ったそうで、撮った写真は週刊誌上で発表する予定だという。
「被災地へ行って取材するのは戦場カメラマンという職業上、当然のことです。4月から1カ月間、スケジュールを空けていてその間は紛争地域に出掛けて取材活動を行う予定です。行き先は中東や中国などが候補に挙がっていますが、今年は『9・11』テロから10年ということもあり、アフガニスタンが有力です」(所属事務所関係者)
渡部は今月18日に放送された「池上彰くんに教えたい10のニュース」で池上氏と対談。「どうして戦場カメラマンなのにバラエティー番組にばかり出て戦場に行かないのか」「バラエティー番組でおもちゃにされている認識はあるのか」と鋭く突っ込まれていたが、池上氏の一喝が“安全地帯”にいた渡部を目覚めさせたのかも。
(引用元:日刊ゲンダイ)
渡部陽一氏は3月11日の地震発生当時、六本木ヒルズの52階にいたという。東京でも震度5強を観測し、ヒルズの上層階もかなり揺れたようだが、渡部氏は冷静に対応したようだ(関連記事をご参照)。
その渡部氏が、3月21日に被災地へ赴いたという。今なら渡部氏の写真に注目してくれる人も多いはずで、雑誌の発売とともに話題になりそう(どの雑誌なんでしょうね)。
渡部氏のバラエティー番組への出演に関しては資金稼ぎの側面もありそうで、むやみに否定するのはややかわいそうな気もするが、ぬるま湯に浸って戦場カメラマンとしての本分を忘れそうになっていたのだとしたら、池上さんからの指摘も謙虚に受け止めることができたのでは。
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※文字色が見えにくくなっていた箇所、リンク切れの箇所等を修正させていただきました。ご了承下さいませ。
カメラマンさん、戦場は日本にあるぞ