出版界にジャニーズブームが巻き起こっている。角川文庫が「人間失格」の表紙に期間限定でジャニーズJr.の生田斗真(25)を起用したところ、10万部以上のセールスを記録したという。
この結果を受け、他の出版社でもジャニーズタレント起用のプランが持ち上がっているようで…?
(以下引用)ご存知、太宰治の代表作で、来年2月20日から全国公開されるが、原作である角川文庫刊「人間失格」のカバーに、生田が10月から登場した途端、10万部以上のセールスを記録し、増刷を重ねているというのだ。
この結果を受け、12月15日より角川文庫のすべての太宰治作品(全10アイテム)で、生田の期間限定カバーが採用されることになった。
(中略)映画の主役が原作者の全作品のカバーを飾ることは、出版界では初の試みだが、この現象に目を付けたのが、最近本が売れず頭を抱えているほかの出版社だった。
なんと数多くの出版社から、ジャニタレ起用のプランが上がっているそうだ。
(引用元:東スポ)
生田斗真が表紙を飾った文庫「人間失格」は2月20日(映画公開)までの期間限定販売だそうだが、売り上げ倍増なら“生田効果”といえるのかも。
角川文庫は、以下の通りさらに12月15日から同社刊の太宰作品の表紙全てを“生田バージョン”に変更したとのこと。
- 【角川文庫の生田斗真カバー全10作品ラインナップ】
- 「晩年」 定価:540円
- 「女生徒」 定価:460円
- 「走れメロス」 定価:380円
- 「斜陽」 定価:340円
- 「人間失格」 定価:300円
- 「ヴィヨンの妻」 定価:540円
- 「ろまん燈籠」 定価:420円
- 「津軽」 定価:420円
- 「もの思う葦」 定価:420円
- 「愛と苦悩の手紙」 定価:620円
ファンサイトなどを回ってみたが、早速10冊大人買いしたというファンもいるようだ。
映画の主役が原作者の全作品の表紙を飾るのは史上初めてのようだが、効果的なのであれば他の出版社も似たようなコラボを持ちかける可能性はありそう。
原作者の意向や出版社の企業イメージなどとの兼ね合いもありそうだが、期間限定などの制約つきならSMAPや嵐が文庫の表紙を飾る日がくるかも。
もし実現すれば若い世代が読書と向き合うきっかけにもなりそうで、今後の展開に注目したい。
【管理人からのお知らせ】2019/2/24
※文字色が見えにくくなっていた箇所、リンク切れの箇所等を修正させていただきました。ご了承下さいませ。
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売れるだろうなあと思いましたけれど。
ちょっと表紙を工夫するだけで売れ筋がかわるようですね。
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2009年は太宰治や松本清張が生誕100年を迎えた年。
色んな企画や映像化されたから、結果として、売れたに過ぎないと思います。